振り返りが浅いと、経験が流れてしまう
試合や練習には、多くの学びがあります。ただ、終わったあとに整理しないままだと、うまくいった理由も、課題も曖昧なまま流れてしまいます。
振り返りは、反省会ではありません。次の練習で何を試すかを見つけるための時間です。
最初から深い答えを求めなくていい
選手にいきなり「課題は何?」と聞いても、答えにくいことがあります。まずは、場面を思い出す質問から始める方が整理しやすくなります。
- 今日、一番覚えている場面はどこか
- その時、自分は何を見ていたか
- 次に同じ場面が来たら、何を少し変えたいか
この順番にすると、「なんとなく」から具体的な場面へ移りやすくなります。
大切なのは、良かった・悪かったで終わらせないことです。「次は何を試すか」まで決められると、振り返りが行動につながります。
保護者ができる関わり方
試合直後は、本人も感情が残っています。すぐに分析させようとすると、会話が重くなることもあります。
まずは「お疲れさま」と受け止め、少し時間を置いてから一つだけ聞く。これだけでも、振り返りは続けやすくなります。
まとめ
振り返りは、できなかったことを責めるためではありません。経験を言葉にし、次に試すことを決めるためのものです。この習慣が、成長を自分で回す土台になります。